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第6号(2007年8月27日発行)
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七月二十日から二十二日に刈羽村の「新潟大学中越沖地震現地サポートセンター」に派遣され、併せて現地ボランティアセンターボランティアチーム、調整チームの一員として活動された、新潟大学財務部財務企画課高杉浩文総務係長にお話を伺いました。
○十六日の地震が起きた直後、まず何をしようと思われましたか。
海の近くに来ていたので、まず津波警報が聞こえました。私は地元の消防団に入っていましたから、遊泳中の人に海から上がるよう指示を出しました。それから職員に電話をかけて安否を確認し、大学に集まってマニュアル作りや、今後の支援をどうしていくかなどを話し合いました。
○今回の活動を通してどんなことを感じられましたか?
新大の学生が評判がいいということです。他の県からの大学生よりも、新大生の方がより身近に
感じられるようです。地元の大学の役割は重大だと思いました。それと同時に、
新大生に対する期待も大きいということを感じました。刈羽小学校の学童保育や
、刈羽中学の教室開放と部活支援、地元の大学生からのサポートは、励みになるようですね。
○現地ではどのような活動をされましたか。
私が行った頃、まだ地震が起こってから日が浅く、ボランティアセンターの中は混乱している様子でした。一日目の主な仕事は、水・食料の積み替えです。トラックでボランティアセンターに届けられた水は別のトラックに積み分けて各避難所に送られます。この作業をトラックの荷台に入って行うのですが、荷台の中がかなり暑くて大変でした。二日目は調整班として刈羽村災害対策本部の3回の会議に出席して、提案を出してきました。
○現地で活動されて特に気になったことは何ですか。
刈羽村役場の職員は八〇人くらいしかいません。ですから、みんな地震が起きてからずっと対応に追われて、寝る間も惜しんで頑張っていました。でも、もう疲れ切ってしまっていて。そろそろ職員さんたちの体力にも、限界が来ていると感じました。選挙をひかえた忙しい時期でしたから、新潟大学も職員を派遣してお手伝いします、と申し出ました。しかし、選挙は重要事項が多いこともあってか、役場からは丁重にお断りされました。
○前回の中越地震の時と、対応の仕方は変わりましたか。
中越地震の時は、あまりほかの自治体まで手が回らず、よく動けませんでした。今回学生ボランティアに関しては早く対応できました。特に中井さん(ボラんち。のスタッフ。今回先遣隊として活動)はすぐに現地ボランティアセンター等で精力的に活動されていて、すごいですね。ただ、大学としては、学生をボランティアに送り出すだけでは足りません。今回は震災と試験期間が重なって、七月二十三日の学生ボランティアはゼロでした。そういうときこそ、職員がサッと動けるようにしたいですね。新大は約一万三千人もの人がいますから、この組織力を利用して、安定したボランティアを続けられるようにするのが新大の役目だと思います。今回の新大の活動を新聞が取り上げてくれたおかげで、より多くの人に活動をアピールできました。
○学生や大学の人たちにメッセージをお願いします。
これから仮設住宅への入居が始まり、プライベートが確保されて避難者のストレスも減ってくると思います。仮設の入居に伴う力仕事が増えますから、その時は是非学生に頑張って欲しいですね。災害に限らずに、例えば側溝の掃除をする時、蓋が重くて持ち上げられない、そんな時学生が来てくれれば助かります。地域のおじいちゃん、おばあちゃんだけでこういった力仕事は、かなり大変ですよね。ボランティアは、優しさを押しつけて自己満足するものではありません。ニーズを丁寧に拾って、住民の人と一体になった活動をしていって欲しいと思います。
○自分でボランティアをされて、どんなことを感じましたか。
実際に人と接するボランティアをしたのは、今回が初めてでした。お寺の水拭きをしたのですが、そうした活動の中で地元の人たちと話すきっかけも生まれて、「何か困っていることはありませんか?」と聞けるようになりました。それで喜ばれると、こちらも嬉しいですし。なるべく多くの新大職員にも経験して欲しいと思い、行ったことのない人はとにかく行ってみてと、勧めました。こうして被災地の実際の様子を見て、現場で経験することで、初めて分かることもたくさんありますから。もし新大が被災して、避難所になったら、どう対応するかとか、職員の危機管理意識の向上にもつながると思います。
○復興に関して、大学としてはどのような支援を続けていきますか。
新大には復興科学センターという、「復興」を学問として研究する所があり、ここを中心として支援を続けます。災害によって発生する法的問題や、地形的問題等、様々な分野から対応できるのは、総合大学だからこそできることですね。
(聞き手)新潟大学学生ボランティア本部 安本典生(理・4)小林由李(農・2)
学生ボランティア受付人数 400名突破!
7月17日以降、新潟大学学生ボランティア本部『ボラんち。』での、学生ボランティア受付人数が400名突破しました。
現在被災地では、避難所から仮設住宅への引っ越し作業が行われています。
今後も、被災地では学生の力が必要とされます。夏休みに入り心身ともに身軽になったこの時期、被災地でボランティアを行なう絶好の機会だと思います。ご協力宜しくお願いします。
今後のボラんち。活動方針(Ver.1)
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今後のボラんち。活動方針(Ver.1)
(中越沖地震に対する活動報告サイト内)
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